荒野の恋人たち 第66話(R-18)
押し広げられるような感覚は快感を伴うばかりで、もはやそこには一欠片たりとも痛みなどは存在しない。ぬかるんだ秘溝に挿入されたレオンのものは酷く硬く、下腹部が圧迫されてしまいそうなほどに大きく感じる。見つめ合う2人が指を絡…
押し広げられるような感覚は快感を伴うばかりで、もはやそこには一欠片たりとも痛みなどは存在しない。ぬかるんだ秘溝に挿入されたレオンのものは酷く硬く、下腹部が圧迫されてしまいそうなほどに大きく感じる。見つめ合う2人が指を絡…
明くる朝、いつもと同じようにカウボーイの服を着たシャンティを見ても、既に下で待っていたテッドとクライヴは何も言わなかった。2人はただ1度彼女の後ろに立つ用心棒を見やり、3人は互いに頷き合って前日に交わした誓いを――いざ…
アラステアが率いる手下の数は両手に満たないほどだが、川を背にしている分だけ地形上ではこちらが不利になる。囲まれてしまえばいかに腕の立つ銃の使い手であっても、もはやそこから状況を打開することなどできはしないだろう。決して…
いくら手綱を引こうと、何度も必死に合図を送ろうと、気高い黒馬はその背に乗せた娘を主人とは見なさず、ただ真の主の命令に従って彼女を運んでいく。 “嫌……嫌、こんなこと……!” その馬体が一瞬にして軽くなりスピードを上げ…
「う……?」 はっきりしない視界にぼんやりと浮かぶ景色に覚えはなく、頭を上げれば割れるような痛みに思わず呻きが漏れる。両手は磔の囚人の如く打たれた杭に縛られて、乾いた口の中には錆びた鉄の味だけが広がっていた。 「ようや…